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環境方針

ISO14001:2004の取組みについて

私たち、株式会社ANAケータリングサービスは、2007年8月に国際規格ISO14001:2004環境マネジメントシステムの認証を取得しました。機内食の製造、搬送、機内サービス品の管理業務等を通し、地球環境保全活動を積極的に推進すると共に、業務効率の改善を進め、フライトケータリング業界においてトップクラスの「環境保全優良企業」を目指しています。

認証概要

会社名
株式会社ANAケータリングサービス
審査登録機関
社団法人 日本能率協会(JAB)
登録認証番号
JMAQA-E842
認証登録日
2007年8月21日
登録有効期限
2025年8月20日
対象事業所
本社/羽田 川崎工場 成田工場
審査登録範囲
機内食の製造・調整、航空機への機内サービス用品の搭載・取降し業務、機内サービス用品の保管・管理業務

認証証明書

使用電力の削減

館内における使用電力の削減

工場内の事務所や従業員食堂等の照明の消灯や空調温度の設定、残業削減による電力使用量の削減、更には、エレベーターの利用において2UP3DOWN(2階上り3階下がる)は階段を使用することを呼びかけるなど、節電に対する意識を高める活動をしています。また、高砂熱学工業(株)協力のもと、外調機の空調から発生したドレン水は夏期において大量発生することから昨年度は折半屋根に散水を行い、室内空調低減につなげました。更に今夏は他の空調設備機器に散水することで室外機効率アップに繋げ、節電(想定消費電力10%程度削減)に努めると共により良い職場環境作りに取り組んでいます。

ゴミの削減

美味しいメニューの開発、ロスミール・廃棄ミールの発生抑制

お客様の食べ残しを少しでも減らし、機内で出るゴミを減少させるために、機内食の美味しさを追求、各研修や発表会へ積極的に参加し料理研究を行っています。
また、出発の直前まで刻々と変化した結果、最終的に機内でお客様に提供されることなく、廃棄となってしまった予め搭載された機内食や製造過程において出てしまう端材食材など様々なケースで発生した廃棄食材の低減に向けて、廃棄実績の分析を行い、廃棄食材の発生抑制に繋がる取り組みを実践しています。廃棄されるゴミにおいても食品リサイクル法遵法から、生ゴミ(調理残渣)を全量産業廃棄物(動植物性残渣)としてリサイクルを実施しています。それらは委託業者にて収集、運搬し、肥料・飼料に処理され、契約農地や養鶏養豚場へ提供されています。

水の有効利用

食器洗浄機における水の使用量の適正管理

機内食が盛りつけられていた食器類は、機内から取りおろされ機内食工場に戻った後、大型洗浄機を用いて洗浄を行います。何万という数の食器、グラス、トレー、フォーク、ナイフ等がある為、洗浄に使用する水の量も大量となります。洗浄能力を向上させるべく事前手洗いや浸け置きするなど、再洗浄のムダを省いて水の使用量の低減に取り組んでいます。

CO2排出量の削減

フードローダー車のアイドリングストップ

工場から航空機まで機内食を搬送する際使用するフードローダー車は、待機時には可能な限りエンジン切ることによってCO2排出量の削減に努めています。

エコ活動

ペットボトルキャップの回収

昨年一年間においてゴミの分別活動を兼ねて回収されたペットボトルキャップは、NPO法人を通して293人分のポリオワクチン増産に寄与しています。

私たちは、当社企業理念である「その先の笑顔のために・・・」及び「ANAグループ環境理念」のもと、お客様に提供する機内食の 「安全」「安心」「信頼」という考えを経営の中心に据え、全従業員が「地球市民」という意識を持ち、「美しい地球」を次世代へバトンタッチできるよう取り組んで参ります。

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