食の安全品質保証

安全な機内食を提供するための品質管理を行います。
機内食のサンプルや器具の細菌検査、
工場内の品質検査を通して衛生状態を確認し、
決められたルールが守られているかを確認。
現場担当者との会話から品質向上の糸口を見つけることもあります。

成田工場
食の安全品質保証部 品質保証課
(2015年度入社)
堀田 奈津実

機内食や現場の品質検査・保持を行なっています。部内には衛生管理のスペシャリストが多くいるので、日々の業務から学びを得ることができます。検査結果により機内食関連の期限が設定されたり、調理部門との調整を通して品質の改善ができたときには、検査の意義を感じることができてモチベーションにつながります。より広く深く衛生に関する知識を身につけて、会社に、そしてお客様に貢献していきたいです。

ピックアップ業務

詳しい業務の内容をピックアップしてご紹介します。

品質検査(食材)

調理工程において調製された機内食をサンプルとして検査室へ持ち込み、微生物の菌数を確認するための検査を行います。特に生野菜などは洗浄を怠ると菌が増殖しやすくなるため、検査で基準を超える細菌が確認された際には、検査担当者が現場の確認を実施し、作業工程の見直しや現場担当者へのヒヤリングを行い、高品質な機内食が提供できるよう日々尽力します。

品質検査(工場内)

工場内で扱う調理器具や装置などのふき取り検査を実施しています。作業者が触れる箇所を1ヵ月に1度の頻度で検査し、5Sを含めた定例清掃などが正確に実施されているか確認を行います。これも、高品質な機内食を製造するために欠かせない業務です。

現場担当者との調整

さまざまな品質検査を実施するうえで、現場担当者とのやり取りは特に重要です。定期的な現場巡回や聞き取りにより、異物となりえるリスクがないか、決められたルールや手順が守られているかを確認します。
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