和食調理業務

国内外のエアラインで提供する機内食の和食調理を担っています。
多様な食文化の中で、もっと注目度の高い
本格的な日本料理をお客様に機内で味わっていただくため、
日々努力をし、美味しい機内食を製造することに尽力しています。

成田工場
和食調理部 和食調理課
(2014年度入社)
石井 啓太

整理整頓は段取り良く作業を進めるために非常に重要です。作業を行う仕込み台を常に整え、きれいな環境で作業を行えるよう心がけています。私たちはお客様と直接接する機会はほとんどありませんが、客室乗務員の方を通して、お客様からのお褒めの言葉や食事への感想を伺った際にはやりがいを感じます。いずれは自分で献立を立てた機内食をお客様に提供できるよう、これからも励んでいきます。

ピックアップ業務

詳しい業務の内容をピックアップしてご紹介します。

調理(板場)

食材を調理するための板のある場所を「板場」と呼びます。板場はカウンター越しにお客様の接客なども行うため、和食料理の現場では重要なポジションとされます。ANACでは、板場を担当する社員は刺身などに包丁を入れる大事な役割を担っています。見栄えや鮮度維持にもこだわりながら調理した食品を最終工程へ引き渡します。

調理(煮方)

和食調理での調理場で、主に食材を煮たり出汁をとるなどの担当を受け持ち、もっとも大切な味付けの大分部を担っています。季節や気温の変化においても味は変化してしまうため、どのような状況においても味を変えることなく提供できるように ANACでは味と品質にこだわっています。何よりもお客様にANACの製造する機内食を楽しんでいただけるように自信をもって提供しています。

調理(八寸)

八寸場を担当する社員の役割は、器に料理をもって最終工程に引き渡すといった工程となり、前菜・先付けなどのメニューを主に担当しています。和食の料理の中でも季節における旬な食材を楽しむことができる前菜や先付けなどは、もっとも印象の強い料理の一部であり、機内でお酒などと楽しむお客様や和食をはじめて味わう方に向け、和食を食すうえでワクワクしてもらえるように心がけています。

品質管理

機内食全般の品質を堅持するため、日頃の温度管理や火入れ時の温度確認は欠かすことができない業務の一つとなります。また、食材を冷蔵庫から出して作業する際も、45分以内で作業を行うことを徹底し、食事をされる方が安心して召し上がれるように、決められたルールや手順を遵守。高品質なお食事を提供できるように日々努力をしています。
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