洋食調理業務

国内外のエアラインの洋食の調製を中心に業務を行っています。
ビジネス・ファーストクラスへの提供がメインです。
メニュー構成の考案をはじめ、
レシピを基にアペタイザー(前菜)・スープ・魚・肉料理まで、
洋食のコース料理の製造を行っています。

成田工場
洋食調理部 洋食調理課
(2020年度入社)
片倉 美希

笑いが飛び交う職場ですが、仕事に対してはいつも真剣。常に「お客様にお出しするものを作っている」という意識のもと、緊張感をもって業務にあたっています。イレギュラーが起こった際にはセクションの垣根を超えてフォローし合える環境です。衛生的な環境づくりを徹底し、すべてのお客様に同じ品質の食事をご提供できるようにしています。今後は後輩へ的確な指導を行えるよう、技術を磨くだけでなく知識もさらに身につけていきたいです。

ピックアップ業務

詳しい業務の内容をピックアップしてご紹介します。

プレパレーション

調達された材料を迎える最初の工程であり、食材の下処理や構成されているメニューの下準備の作業を行います。また、衛生管理を徹底するため野菜・魚・肉とそれぞれの場所で下準備を行っています。

調理(コールド)

主に、サラダ・アペタイザー(前菜)・フルーツなど冷たい状態で提供するものを調理および一部盛り付けを担当します。エコノミークラス・ビジネスクラス・ファーストクラスなどの機内食や特別食(健康志向メニューなど多様なお食事)のサラダ・アペタイザーなどを調製します。鮮度を維持するため、特に衛生面には配慮しています。

調理(ホット)

主に、魚や肉などのメインの食材に対して火入れを行う業務や、仕上がりの要であるソースづくりなどを担当する業務です。調理された食材をオーダー数通りに作り、次工程の盛り付け部門へバトンを渡します。洋食のセクションで担当するあたたかいメニューに対して、火入れをしたりします。メインメニューの仕上げを行う工程となるため、非常に大切なセクションとなります。

品質管理

機内食全般の品質を堅持するため、和食部門と同様に、日頃の温度管理や衛生面への配慮は欠かすことができない業務の一つです。また、食材の下処理を含み、菌を持ちこまない・つけない・増やさない・やっつけるを念頭に、何より食事をされる方が安心して召し上がれるように、決められたルールや手順を遵守し、高品質なお食事を提供できるよう日々努力をしています。
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